多変量解析 統計学・QC

どっちのグループ?データで判断する「判別分析」入門

🔍 判別分析とは?

スーパーで果物を仕分けるときや、新入生を文系・理系に分けるとき。
人間の直感でやっているような“仕分け作業”を、データを使って科学的にやる方法があるんです。
それが「判別分析(Discriminant Analysis)」。

どんな特徴があれば、Aのグループ?Bのグループ?
それを過去のデータから学び、新しいものを判断できるようにするのがこの手法の面白いところ。

今回は、判別分析の考え方を「果物の仕分け」「学生の分類」など身近な例でやさしく解説していきます!

🍎 例えるなら…果物仕分けゲーム!

あなたの目の前に、こんな果物があります👇

  • 赤くて丸い → りんご?
  • 黄色くて細長い → バナナ?
  • オレンジ色でちょっとデコボコ → みかん?

このとき、
形・色・重さなどの特徴をもとに「これは○○だ!」と仕分けするのが判別分析の考え方です。

🧠 もっと現実的な例で!

🎓 例:学生を「文系・理系」に分類したい

ある学校に以下のようなデータがあります。

学生数学の点数国語の点数専攻
Aくん9060理系
Bさん4085文系
Cくん7570理系
Dさん5080文系

ここに、新しく**Eさん(数学70点・国語65点)**が入学してきました。
この人は「文系?理系?」どっちに向いている?

➡ こういうときに過去のデータをもとにして分類ルールを作り、新しい人を判別するのが判別分析です。

🧰 判別分析の使いどころ

分野活用例
採用適性テストの結果から「営業向き?研究向き?」を判定
医療症状や検査結果から「病気のタイプ」を分類
製造製品の寸法や重量から「合格品/不良品」を見分ける
マーケティング購買履歴から「この人はA商品とB商品、どちらを買いそうか?」を予測

🎯 判別分析とクラスター分析の違い

項目判別分析クラスター分析
目的分類ルールを作るグループを自動で見つける
グループの情報あらかじめ分かっているまったく分からない状態
使い方新しいデータを判定するためデータの構造を探るため

✨ まとめ

  • 判別分析は、「どのグループに分類するか?」を予測する分析手法
  • 過去のデータから分類ルールを作って、新しいデータに適用する
  • 医療・製造・採用など、実生活やビジネスで幅広く使われている!

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