シラス | 現役パワエレ設計エンジニア
大手メーカーで電気・基板設計に従事
第三種電気主任技術者(電験三種)・QC検定1級・データサイエンティスト検定 保有
👋 はじめまして、シラスです
このブログ「shirasusolo.net」を運営している、現役のメーカーエンジニアです。
大手メーカーで、電気回路・基板の設計を仕事にしています。
正直に書くと、大学を卒業した時点では電気のことはほとんど分かっていませんでした。
オームの法則と電圧・電流・抵抗の関係。それくらいの知識で、電気設計の世界に飛び込みました。
そこから業務の合間にコツコツ学び続けて、電験三種(第三種電気主任技術者)に合格。
QC検定1級、データサイエンティスト検定も取得し、今では設計現場で電気・パワエレ・統計の知識を毎日使う立場になりました。
💭 なぜ、このブログを始めたのか
会社って、学校みたいに教えてくれないんですよね。
入社して感じた最初の衝撃は、これでした。
学生時代は、教科書があり、講義があり、わからなければ先生や先輩に質問できました。
試験範囲は明示されていて、参考書も体系的に用意されていて、何から何まで「整えられた状態」で学べました。
でも、会社は違いました。
- 「設計書と過去の資料を読んでおいて」と言われ、机の上に分厚いファイルを置かれる
- そのファイルを開いても、知らない用語と前提知識のオンパレードで、何から手をつけていいか分からない
- 分からないところを先輩に聞こうにも、先輩は別件で忙しそうで声をかけづらい
- 勇気を出して聞いても、返ってくるのは「そのくらい自分で調べて」という冷たい一言
- 仕方なくネットで検索しても、出てくるのは中途半端な記事か、専門家向けすぎる難解な解説ばかり
- 会議では、みんな当たり前のように専門用語で話している。自分だけ理解できないまま、議事録を取るふりをして時間が過ぎる
これが、現場のリアルです。
特に、電気・統計学・品質管理の分野は、この「教えてもらえない」状況が顕著だと感じています。
学校では物理や数学を学んでも、「なぜ ±3σ で管理限界を引くのか」「Cpk と Cpu はどう使い分けるのか」といった実務の話は、誰も教えてくれません。
パワエレの設計現場でも、「スナバ回路の RC 定数はどう決めるのか」「GND をどう分けるのか」を体系的に説明してくれる本は、驚くほど少ないのです。
結局、現場の若手は、こうやって学んでいくしかありません:
分厚い設計書を、知らない用語につまずきながら読む
過去の資料を引っ張り出して、なんとか文脈を読み取ろうとする
タイミングを見計らって、先輩にちょっとだけ聞く
夜、家に帰ってから検索して、なんとか自分の中で組み立て直す
それでも分からないことは、わからないまま、なんとなく先に進む
私自身、何度この道を通ったか分かりません。
そして、あの夜、検索しても欲しい情報がどこにもなかったときの、あの絶望感は今でも覚えています。
教科書は前提知識を要求しすぎる。Wikipedia は専門家向けで読みにくい。
Q&A サイトの回答は中途半端で、結局何が正しいのか分からない。
そんなとき、「あの頃、何もわからなかった自分が読んで、ちゃんと理解できる記事」があったらどれだけ救われただろう。
それを、自分で書こう。
それが、shirasusolo.net の出発点です。
📖 このブログが目指すもの
誰よりも丁寧に解説された、
もう一冊の教科書になる。
これが、このブログの使命です。
会社で誰も教えてくれない。先輩に聞きづらい。検索してもピンとくる記事が出てこない。
そんな夜に、「あ、この説明なら分かる」と、ホッとできる場所を作りたい。
具体的に、こんな読者の方を想定しています
入社1〜5年目の若手エンジニア
現場で「自分で調べて」と言われ、設計書や過去資料を前に途方に暮れている方。
会議で飛び交う専門用語に、毎回こっそり検索している方。
電験三種・QC検定の独学受験者
参考書を開いても、解説が淡白で「なぜ?」が解消されない方。
スクールに通う時間も予算もないけれど、本気で合格を目指したい方。
客先対応で困っている品質保証担当
客先監査で「なぜ ±3σ ですか?」と聞かれ、答えに詰まった経験がある方。
Cpk・Cpu・Cpl の使い分けで、毎回検索している方。
専門外から異動してきた方
学校で電気・統計・品質管理を専攻していなかった方。
「今さら聞けない」基礎を、ゼロから整理し直したい方。
記事を書くときに、私が大切にしていること
① 「なぜ?」を必ず説明する
公式や結論だけを書いて終わらせません。「なぜそうなるのか」を、中学生でもわかる言葉で必ず説明します。
② 途中式を省略しない
読者がデスクで Excel を開きながら計算を追えるよう、途中式は省略せず全て書き下します。「以下のように計算できます」で終わらせません。
③ 製造業のたとえ話で説明する
抽象的な数式を、製造ライン・水道管・自動車・料理など、現場の方なら誰でも知っている世界に置き換えて説明します。
④ 「客先で問われたらどう答えるか」まで書く
知識を学んで終わりではなく、実務で使える形まで落とし込みます。「客先監査で問われたら、こう答えればOK」というところまで踏み込みます。
⑤ 上から目線で書かない
「これくらい知っておくべき」「常識ですが」といった、読者を傷つける表現は使いません。
「分からなくて当然です。私も最初はここでつまずきました」というスタンスで、どこまでも丁寧に。
分厚い参考書を一冊買うより、shirasusolo.net を読む方が早く理解できる。
そう言ってもらえる教科書を作ることが、このブログの目標です。
📈 経歴と実績
キャリア
大手メーカーに勤務
生産技術部にて品質改善・工程設計を担当。その後、電気・パワエレ設計部署に異動。
現在は基板設計・回路設計・熱設計を実務として担当。
電気の専門教育を本格的に受けた経験はなく、業務に必要な知識はほぼ全て独学で習得。
「電気を専門としていなかった人間が、現役で設計業務を回せるレベルまで到達した」過程の知見が、このブログのコアです。
ブログ運営実績(2026年5月時点)
| 項目 | 実績 |
|---|---|
| 取り扱いテーマ | 電験・QC・パワエレ・統計学(国家資格・実務知識を網羅) |
| 月間アクティブユーザー | 約22,000人(2026年4月実績) |
| 月間セッション | 約25,000セッション |
| 主な読者層 | 20代〜30代の若手エンジニア(製造業) |
| 運営開始 | 2022年 |
🎓 保有資格と専門領域
保有資格
第三種電気主任技術者(電験三種)
経済産業省所管の国家資格。電気設備の保安監督を担う電気のプロフェッショナル資格です。
QC検定 1級
日本規格協会認定の品質管理検定の最上位級。統計学・実験計画法・信頼性工学・品質マネジメントを総合的に網羅した資格です。
データサイエンティスト検定 リテラシーレベル
データサイエンティスト協会認定。統計・機械学習の基礎を体系的に習得した証明です。
実務で扱う専門領域
| 領域 | 実務経験 |
|---|---|
| パワエレ回路設計 | スイッチング電源・MOSFET/IGBT駆動・スナバ回路・ゲートドライブ設計 |
| 基板(PCB)設計 | 層構成設計・GND設計・EMC/ノイズ対策・部品配置最適化 |
| 熱設計 | 放熱経路設計・熱抵抗計算・温度ディレーティング |
| 品質管理(QC) | 工程能力指数(Cp/Cpk)・管理図・実験計画法・FMEA・抜取検査(JIS Z 9015) |
| 統計学 | 検定・推定・回帰分析・信頼性工学(ワイブル分布)・多変量解析 |
✍️ このブログの編集ポリシー
shirasusolo.net では、読者の方に正確で実用的な情報をお届けするため、以下の編集ポリシーに基づいて記事を作成しています。
① 一次情報・実体験を最優先
記事の内容は、運営者自身の業務経験・実機での検証・JIS規格や公的機関の一次資料を最優先しています。
「自分が業務で実際に使った/つまずいた」事例をベースに、現場目線の具体例を必ず含めています。
② 出典・参考文献の明記
二次情報を引用する場合は、必ずJIS規格番号・書籍名・公的機関のURLを明記します。
記事末の「出典・参考文献」セクションで、根拠となる情報源を一覧化しています。
③ 定期的な更新と情報の鮮度
各記事には「最終更新日」を表示しています。
JIS規格の改定・技術トレンドの変化に応じて、既存記事を随時アップデートしています。
古い情報のまま放置されている記事は存在しません。
④ 機密情報・守秘義務への配慮
運営者は現役のメーカーエンジニアです。所属企業・取引先・具体的な製品仕様に関する情報は一切公開しません。
記事中の事例は、一般化・仮想化された形で記述しています。
⑤ 訂正・更新履歴の透明性
誤りが指摘された場合や情報が古くなった場合は、速やかに記事を訂正します。
重大な訂正があった場合は、記事末に「訂正履歴」を明記します。
訂正のご指摘は、お問い合わせフォームから随時受け付けています。
⑥ 広告・アフィリエイトの透明性
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