Step5:楽に生きる

「確定申告」はパズルゲームだ。エンジニアが教える、スマホとマイナンバーカードだけで週末に完結させる「e-Tax」完全攻略

「確定申告? 難しそうだからパス」
そう思っている会社員のあなた。
あなたは今、道に落ちている数万円を「拾うのが面倒だから」と無視して通り過ぎようとしています。

確定申告とは、難しい税金の計算ではありません。
「去年1年間で、払いすぎた税金を取り戻すゲーム」です。

税務署に行く必要はありません。書類を郵送する必要もありません。
スマホ1台あれば、こたつに入ったまま完了します。
今回は、専門用語を一切使わず、誰でもクリアできる「e-Tax攻略チャート」を作成しました。

クエスト準備:必要な「武器」を揃える

まずは装備の確認です。これらが手元にないとゲームオーバー(やり直し)になります。
今すぐ机の上に並べてください。

  • スマートフォン(マイナンバー読み取り対応)
  • マイナンバーカード(これがないと始まらない)
  • 【重要】マイナンバーカードのパスワード2種
    ① 英数字6文字以上の長いパスワード
    ② 数字4桁の短いパスワード(3回間違えるとロックされるので注意!)
  • 源泉徴収票(会社からもらった紙、またはデータ)
  • 銀行口座の情報(お金を振り込んでもらう場所)

攻略チャート:3ステップで完了せよ

やることはシンプルです。
「国税庁 確定申告書等作成コーナー」というラスボスのサイトにアクセスし、質問に答えていくだけです。

STEP 1 ログインと連携

スマホで「確定申告書等作成コーナー」と検索し、アクセスします。
画面の指示に従って「マイナポータル」というアプリを経由し、マイナンバーカードをスマホの背面にピタッと当ててログインします。
これが「認証(本人確認)」です。ハンコを押す代わりになります。

STEP 2 「源泉徴収票」を書き写す

会社員の場合、「給与所得」という項目を選びます。
手元の「源泉徴収票」を見ながら、「支払金額」や「源泉徴収税額」などの数字を、画面の同じ名前の場所に書き写すだけです。
最近は、スマホのカメラで源泉徴収票を撮影するだけで、数字を自動入力してくれる機能もあります。まさにチート級の便利さです。

STEP 3 「控除(こうじょ)」を入力して送信

ここがゲームの肝です。
「控除=税金を安くする呪文」だと思ってください。
該当するものを入力すると、還付金(戻ってくるお金)が増えます。

  • ふるさと納税をした人:「寄附金控除」に入力
  • 医療費がたくさんかかった人:「医療費控除」に入力
  • 副業がある人:「雑所得」に入力(※20万円以下なら申告不要な場合もあり)

全て入力し終えると、最後に「還付される金額」がドーンと表示されます。
金額を確認し、「送信」ボタンを押せばクリアです。

ボーナスステージ:医療費控除の罠とチャンス

「医療費控除」はよく聞くけれど、諦めている人が多い項目です。
以下の条件を満たすなら、絶対に入力してください。

「10万円」の壁を超えているか?

1月1日〜12月31日までの、「自分+家族全員」の医療費合計が10万円を超えていれば対象です。
(※年収が200万円未満の人は、年収の5%超えでOK)

【ここがポイント】
病院代だけでなく、以下のものも対象になります。

  • ✅ 病院に行くための電車代・バス代
  • ✅ ドラッグストアで買った「治療目的」の市販薬(風邪薬、頭痛薬など)
  • ✅ 歯医者の治療費(インプラントや矯正など高額なものも含む)

逆に、「予防」のためのビタミン剤やマスク、人間ドック代(異常なしの場合)は対象外です。
「治療」か「予防」か。それが分かれ目です。

注意:ふるさと納税の「ワンストップ特例」が無効になる!?

⚠️ 最大のトラップ

「ふるさと納税のワンストップ特例(申請書を送るだけでOKな制度)」を使っていたとしても、医療費控除などで「確定申告」をすると、ワンストップ特例は全て無効(キャンセル)になります。

確定申告をするなら、ふるさと納税の分も必ずもう一度、確定申告の中で入力し直してください。
これを忘れると、ただ寄付しただけの人になってしまいます。

申告は、怖くない。
やらないことが、損なだけ。

初めてのe-Taxは、30分〜1時間くらいかかるかもしれません。
でも、その1時間で数万円が戻ってくるとしたら?
時給数万円の超効率的な副業です。

今すぐ源泉徴収票を探し出して、
国からのお年玉(還付金)を受け取りに行きましょう。

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