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はじめに|今日は「ちゃんと頑張れなかった」と感じていませんか?
朝起きられなかった。
やることはたくさんあるのに、どうしても手がつかない。
そんな自分に「なんでできないんだろう」と落ち込む日ってありますよね。
でも、それは決して“怠けている”わけじゃありません。
あなたの中の感受性や疲れが、「もうちょっと休んで」と
体を通してサインを出しているだけなのです。
「頑張れない日」には、頑張らなくていい過ごし方があります。
この記事では、
心がすり減らずに過ごせる「正しい休み方」と
自分を責めないための考え方をお届けします。
1. 頑張れない日は「疲れが溜まっていた証拠」
まず前提として知っておいてほしいのは、
頑張れない日は“突然やってくるもの”ではないということ。
その前には必ず、
・過度な気遣い
・情報の取りすぎ
・小さな我慢の積み重ね
があります。
あなたは「もう限界」と言わず、
ちゃんとがんばってきた人です。
今日は、その反動が表に出ただけ。
「怠け」ではなく、「回復が必要な状態」なのです。
頑張り屋なあなたが見逃しがちな限界サインについては以下の関連記事で紹介してますのでぜひこちらも。
2. まずは「気力を使わない行動」から始めよう
疲れすぎていると、
「休むこと」すらエネルギーを使います。
そんなときは、気力ゼロでもできることだけで十分です。
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スマホの通知を切る
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お湯をわかして白湯を飲む
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カーテンを少し開けて日差しを感じる
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好きなBGMを流しておく
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あたたかいブランケットをかけて横になる
これらはすべて、「何もしない」ようでいて
心を回復させる立派な行動です。
3. 罪悪感が出てきたら「セルフ言い換え」
「何もしてない自分=ダメな人間」
そんな風に感じたら、言葉を置き換える習慣をつけてみましょう。
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「今日は何もできなかった」
→ 「今日は充電する日だった」 -
「だらけてばかりで最低」
→ 「この時間が明日につながる」 -
「またサボってしまった」
→ 「ちゃんと立ち止まれて偉い」
他人からの言葉よりも、
自分の心の中でかける言葉が、いちばん大事です。
4. 「こうあるべき」から一度離れる
社会の中にはたくさんの“べき論”があります。
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休んだらダメ
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生産性を上げなきゃ
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毎日やる気を出すべき
でも、繊細なあなたにとっては、
心が安定していることの方が、はるかに重要です。
人生は毎日フル稼働しなくても回ります。
「止まる日」があるからこそ、「動ける日」が続くのです。
”こうあるべき”という考え方が抜けない方はこちらの記事も読んでみてください!
5. 何もできなかった日は、ひとつだけ記録してみよう
夜、眠る前。
ほんの5分だけ、自分に問いかけてみてください。
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「今日、唯一できたことってなんだろう?」
例:
・歯を磨いた
・スマホを見ながら笑った
・白湯を飲んだ
たとえ小さなことでも、
“できた”をちゃんと拾うことで、
明日また立ち上がるための気持ちが自然と戻ってきます。
まとめ|「頑張れない日」は、あなたが頑張ってきた証拠
- 疲れて動けない日は、ちゃんと自分のSOSに気づけたということ
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何もしなくても、自分を責めなくていい
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明日からまた少しずつ、始められればいい
今日という1日を「失敗した」と思わずに、
「立ち止まれてよかった」と、そっと自分をねぎらってあげましょう。