実験計画法 統計学・QC検定

実験計画法まとめ+確認問題(演習編)

はじめに

ここまで実験計画法について、基礎から応用まで学んできました。

この記事では、
まずこれまでの内容を総まとめした後、
演習問題に挑戦して、理解度を確認していきます!

QC検定1級では、単なる暗記ではなく
「考えて答えられる」力が求められます。

一緒に確認していきましょう!

1. これまで学んだポイントまとめ

テーマ ポイント
一元配置実験 1つの因子が結果に与える影響を調べる
二元配置実験 2つの因子の主効果+交互作用を調べる
直交配列表 少ない試行で多因子を効率よく調べる
乱塊法 実験条件にばらつきがある場合にブロック化して管理する
分割法 粗い因子と細かい因子を分けて効率よく実験する
応答曲面法 最適条件を探すため、因子と結果の関係を数式でモデル化する

2. 確認問題に挑戦!

ここからは簡単な演習問題を出します!

焦らず考えてください!


問題1

一元配置実験での分散分析において、
主効果の自由度はいくつになりますか?

  • A) 水準数 − 1

  • B) 試行数 − 1

  • C) 水準数 × 試行数

  • D) 水準数 ÷ 試行数

👉 答えを選んでください!


問題2

直交配列表(L4直交表)は、何因子・何水準の実験に対応していますか?

  • A) 2因子・3水準

  • B) 3因子・2水準

  • C) 4因子・2水準

  • D) 2因子・2水準

👉 答えを選んでください!


問題3

交互作用の交絡が発生する原因は次のうちどれですか?

  • A) 試行数が少なすぎるから

  • B) 直交配列表の列が完全に独立していないから

  • C) 誤差が大きすぎるから

  • D) 因子水準が同じだから

👉 答えを選んでください!


3. 答え合わせと解説(次回)

この3問をまず考えてみてください!

次の記事では、
それぞれの答えと理由(なぜそうなるのか?)を
わかりやすく解説していきます!


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次の記事では、
確認問題の解説と総まとめ
を行います!

この確認を通じて、
実験計画法の基礎を確実に自分のものにしましょう!

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