「ベッドに入っても頭がさえる」「肩や背中がこわばって眠れない」。そんな夜に、シャクティマットに数分横になるだけで体がゆるみ、眠りやすくなります。
今回はなぜシャクティマットが眠りやすさに繋がるのか調べてみました。
私も実際に毎日使用して効果を実感してます。私の体験談は以下の記事で開設してますのでこちらもぜひ見てください。
先に結論
-
皮膚にやさしい刺激が入ると、体は「今は休んでいい」と判断しやすくなる。
-
その結果、力みが抜け、呼吸がゆっくりになり、寝つきが整いやすい。
なぜリラックスできるの?
イメージは「アクセルとブレーキ」。日中に働く“がんばるスイッチ(アクセル)”が強すぎると、夜になっても休みモードに切り替わりにくいことがあります。
シャクティマットの細かな刺激は、皮膚から脳へ「安心の合図」を何度も送ります。すると、筋肉のこわばりがゆるみ、体温がほんのり上がり、呼吸が深くなりやすい。結果として「休むスイッチ(ブレーキ)」が入りやすくなります。
実際に使い続けるとだんだん体のこわばりというか張りみたいなものが緩んでいく感覚があります。特に私の場合は肩と首のこりが多いのですが、20分使うと全然違います。
参考データとして、耳のポイントを軽く刺激する研究で「脈のゆらぎの指標(心拍変動)」がリラックス方向へ変化した報告があります。つまり、体全体が落ち着く方向に寄りやすいということです。FrontiersPMCPubMedサイエンスダイレクト
どんな変化が期待できる?
シャクティマットが睡眠に対して期待される効果は
・寝つきが早くなる
・夜中に起きにくい、起きても再入眠しやすい
・肩や背中のこわばりが取れて、寝姿勢がラクになる
などがあります。実際に私も寝つきと中途覚醒が減りました。
詳しくは以下の記事で解説してます。
アクプレッシャーの研究をまとめた論文(メタ解析)では、睡眠の質の指標(PSQI)が改善するという結果が複数示されています。入院患者を対象にした最新のまとめでも同様の傾向が出ています。サイエンスダイレクトPMC
また、マット(針状の突起が並んだタイプ)を使った試験では、慢性的な腰のつらさが軽くなり、日常動作がラクになったという報告があります。こわばりや痛みが和らぐと、当然ながら眠りに入りやすくなります。MDPIPMC
今日からできるおすすめの使い方
-
タイミング:寝る30〜60分前
-
時間:最初は5分、慣れたら10〜20分
-
服装:はじめは薄手のTシャツの上から。刺激が強い日はタオルを1枚のせる
-
姿勢:基本は仰向けで背中。肩や腰が気になる人は位置を少しずらして当てる
-
呼吸:息をゆっくり。4秒吸う→4秒吐くをくり返すだけでOK
-
終わったら:部屋を暗めにして、そのままベッドへ(スマホは見ない)
コツは「痛気持ちいい」に合わせること。痛みを我慢すると逆効果になりがちです。
よくある疑問について
・チクチクが強すぎる
→ 時間を3〜5分に短縮/布を1枚足す/圧が集中する所に小さなたたんだタオルを置く
・終わったら目が冴える
→ 就寝の直前ではなく、寝る60〜90分前に切り替える。照明を少し落として、画面は見ない
・跡が気になる
→ 正常な赤みは10〜30分ほどで引く。長引くときは時間を短く、布を足す
安全に使うために
次の人は、使う前に医師へ相談してください。
・妊娠中/強い皮膚トラブルがある/血が止まりにくい体質や薬(抗凝固薬)を使用中
・糖尿病などで皮膚の感覚がにぶい所がある
※ つらい痛みや不調が続くときは自己判断せず受診を。
30日で習慣化するおすすめの使用方法
1〜7日目:5分×毎日、同じ時間に。薄手の服の上から
8〜21日目:10〜15分に。終わったら画面を見ずに寝る準備
22〜30日目:自分に合う時間(10〜20分)で固定。肩や腰にも1〜2分だけ当てて全身をゆるめる
最初は痛すぎて何も考えられないと思いますが、慣れてこれば動画などを見ながらできます。
まとめ
・シャクティマットは、皮膚から「安心の合図」を送り、体を休みモードに切り替えやすくする
・研究では、睡眠の質の改善やリラックス方向の変化が報告されている
・コツは無理せず、毎日ちょっとずつ。寝る前の5〜20分を習慣にする