💭 こんな悩みはありませんか?
- なんでモーターを起動するとき、わざわざ工夫が必要なの?
- Y-Δ始動って何?なんで始動電流が1/3になるの?
- 直入れ、Y-Δ、補償器...どれを使えばいいの?
✅ この記事の結論
始動法とは「大きな始動電流を抑える工夫」です。車のエンジンをいきなり全開にしないのと同じ。ゆっくりスタートさせることで、電気系統を守ります!
📚 誘導機シリーズ(全8回)
2-1 原理 → 2-2 滑り → 2-3 比例推移 → 2-4 トルクと出力 → 2-5 等価回路 → 2-6 始動法 → 2-7 速度制御 → 2-8 単相誘導電動機
目次
🚗 なぜ始動法が必要?|車の発進でイメージ!
まず、なぜ始動時に工夫が必要なのかを理解しましょう。
車の発進と同じ!
🚗💨
いきなりアクセル全開
タイヤが空転!燃料ムダ使い!
エンジンに負担がかかる
🚗→
ゆっくりアクセル
スムーズに発進!
エンジンにも優しい
誘導電動機も同じです!
始動時は電流がドバドバ流れる!
前回学んだ等価回路を思い出してください。
💡 始動時(s = 1)のとき...
r₂/s = r₂/1 = r₂ → 抵抗がとても小さい!
抵抗が小さい → オームの法則より → 電流がドバドバ流れる!
⚠️ 要注意!
始動電流 = 定格電流の 5〜8倍!
いきなりスイッチを入れると、通常の5〜8倍もの大電流が流れます。これは電線やブレーカーに大きな負担をかけます。
大電流が流れるとどうなる?
💡→💥
照明がチカチカ
🔌🔥
電線が発熱
⚡❌
ブレーカー落ちる
🏭😱
他の機械に影響
だから、始動電流を抑える工夫(始動法)が必要なのです!
2-5. 等価回路|r₂/s の意味を復習する →

💭 こんな悩みはありませんか?
- なんでモーターを起動するとき、わざわざ工夫が必要なの?
- Y-Δ始動って何?なんで始動電流が1/3になるの?
- 直入れ、Y-Δ、補償器...どれを使えばいいの?
✅ この記事の結論
始動法とは「大きな始動電流を抑える工夫」です。車のエンジンをいきなり全開にしないのと同じ。ゆっくりスタートさせることで、電気系統を守ります!
📚 誘導機シリーズ(全8回)
2-1 原理 → 2-2 滑り → 2-3 比例推移 → 2-4 トルクと出力 → 2-5 等価回路 → 2-6 始動法 → 2-7 速度制御 → 2-8 単相誘導電動機
🚗 なぜ始動法が必要?|車の発進でイメージ!
まず、なぜ始動時に工夫が必要なのかを理解しましょう。
車の発進と同じ!
🚗💨
いきなりアクセル全開
タイヤが空転!燃料ムダ使い!
エンジンに負担がかかる
🚗→
ゆっくりアクセル
スムーズに発進!
エンジンにも優しい
誘導電動機も同じです!
始動時は電流がドバドバ流れる!
前回学んだ等価回路を思い出してください。
💡 始動時(s = 1)のとき...
r₂/s = r₂/1 = r₂ → 抵抗がとても小さい!
抵抗が小さい → オームの法則より → 電流がドバドバ流れる!
⚠️ 要注意!
始動電流 = 定格電流の 5〜8倍!
いきなりスイッチを入れると、通常の5〜8倍もの大電流が流れます。これは電線やブレーカーに大きな負担をかけます。
大電流が流れるとどうなる?
💡→💥
照明がチカチカ
🔌🔥
電線が発熱
⚡❌
ブレーカー落ちる
🏭😱
他の機械に影響
だから、始動電流を抑える工夫(始動法)が必要なのです!
2-5. 等価回路|r₂/s の意味を復習する →

⭐ ② Y-Δ(スター・デルタ)始動|始動電流1/3の魔法
これが最もよく使われる始動法です!
Y-Δ始動とは?
🔄 2段階で始動する方法
⭐
始動時:Y結線
電圧を抑えてゆっくり
△
運転時:Δ結線
フルパワーで運転
自転車のギアでイメージ!
🚴 自転車の発進と同じ!
発進時:軽いギア
ペダルが軽い → ゆっくり加速
= Y結線(電圧低い)
走行時:重いギア
ペダルが重い → スピードアップ
= Δ結線(電圧高い)
なぜ始動電流が1/3になるの?
これはY結線とΔ結線の電圧の違いから来ています。
📐 電圧の比較
| Δ結線のとき | 相電圧 = 線間電圧 V |
| Y結線のとき | 相電圧 = 線間電圧 ÷ √3 = V/√3 |
Y結線では各コイルにかかる電圧が 1/√3 になります。
電流は電圧に比例するので、相電流も 1/√3 に。
さらに線電流も 1/√3 になるので...
🌟 超重要!Y-Δ始動の効果 🌟
始動電流 = 直入れの 1/3
(1/√3 × 1/√3 = 1/3)
⚠️ 注意!始動トルクも1/3になる
電流が1/3になると、トルクも1/3になります。だから重い負荷を動かすときは注意が必要です。
メリット・デメリット
| メリット 👍 | デメリット 👎 |
|---|---|
| 始動電流が1/3に減少 | 始動トルクも1/3に減少 |
| 構造が比較的シンプル | 切替時にショックがある |
| よく使われる(実績豊富) | 6本の配線が必要 |
三相変圧器の結線|Y結線とΔ結線の違いを復習 →

🎚️ ③ 始動補償器始動|電圧を調整してゆっくり
始動補償器始動とは?
単巻変圧器(オートトランス)を使って、始動時の電圧を下げる方法です。
🎛️ 調光器でイメージ!
部屋の照明の調光器(ダイヤル)を思い浮かべてください。
最初は暗くして(電圧低め)→ 徐々に明るくする(電圧を上げる)
これと同じ原理です!
始動電流はどれくらい減る?
電圧を k 倍にすると、始動電流は k²倍 になります。
📝 例:電圧を50%に下げた場合
k = 0.5(電圧を半分に)
始動電流 = 0.5² = 0.25(1/4)に減少!
タップ(接続位置)を変えることで、50%、65%、80%など細かく調整できます。
リアクトル始動もある!
変圧器の代わりにリアクトル(コイル)を使う方法もあります。
始動補償器(変圧器)
- 電圧を直接下げる
- 効率が良い
- 大型モーター向け
リアクトル始動
- 電圧降下を利用
- 構造がシンプル
- 中型モーター向け
メリット・デメリット
| メリット 👍 | デメリット 👎 |
|---|---|
| 電流・トルクを細かく調整可能 | 装置が大きく高価 |
| 滑らかに始動できる | 設置スペースが必要 |
| 大型モーターに対応 | 保守が必要 |

📊 3つの始動法を比較!
| 項目 | 直入れ | Y-Δ | 補償器 |
|---|---|---|---|
| 始動電流 | 100%(大) | 33%(1/3) | 調整可能 |
| 始動トルク | 100%(大) | 33%(1/3) | 調整可能 |
| 構造 | シンプル | やや複雑 | 複雑 |
| コスト | 安い | 中程度 | 高い |
| 用途 | 小型 | 中〜大型 | 大型 |
🧠 覚え方のコツ
🎵 語呂合わせ:「直入れヤバい、YΔ3分の1」
直入れ:電流ヤバい(5〜8倍)
Y-Δ:電流が3分の1に減る
補償器:電圧を調整(タップで変える)
🚗 車でイメージ!
| 直入れ | = | いきなりアクセル全開 |
| Y-Δ | = | 軽いギアで発進 → 切り替え |
| 補償器 | = | アクセルを徐々に踏む |
📝 まとめ
🏆 これだけ覚えて帰ろう!
| 始動法が必要な理由 | 始動電流が大きすぎるから(5〜8倍) |
| 直入れ始動 | シンプル、電流大、小型向け |
| Y-Δ始動 | 電流・トルク1/3、よく使う |
| 始動補償器 | 電圧調整可能、大型向け |
📚 誘導機シリーズ 全記事一覧
| 2-1. 三相誘導電動機の原理 🔗 | 2-4. トルクと出力の関係 🔗 |
| 2-2. 滑り(すべり)🔗 | 2-5. 等価回路 🔗 |
| 2-3. 比例推移 🔗 | 2-6. 始動法 🔗 |
| 2-7. 速度制御法 🔗 | 2-8. 単相誘導電動機 🔗 |
機械科目の全体像|学習ロードマップ →